Vol.2 未知との遭遇(インベーダー)
 時は進んで1978年。テレビゲームにとって、歴史的な1ページを刻む年でありました。異星人「インベーダー」侵略開始の年です。

 小学校低学年だった僕は、ニュースや新聞等などには興味が無かったので「世間的にどれ程のブームだったのか?」という事は判りませんが、友達の間でも毎日のように話題に出ていた事は憶えています。
 「ゲームセンター(ゲーセン)」が現れるのはインベーダーブームのピーク過ぎ辺りからだったと記憶します。ゲーセンが出来る前はゲーム(インベーダー)をするときは「喫茶店」と決まっていました。しかも「ゲーム喫茶」なんてすっかり死語の呼び方をしていました。(笑)

 当時は子供同士で「喫茶店」なんかには入る事は許されませんから、小学校の父母会の帰りに母ちゃん連中が喫茶店に入る時がチャンスでした。う〜ん初めて見たときは衝撃的でした。前述の「ブロック崩し」も一応「壊す」という概念が有るのですが、「インベーダー」は「倒す・殺す・破壊する」というかなりバイオレンスな要素がもう、本当に手に汗握るシチュエーションでしたね。

 技術的にもSE(効果音)も鮮烈な印象を与えました。どうしても比べてしまいますが、「ブロック崩し」でもブロックが壊れるたびに「ピコッ」とSEは有りますが、所詮は単発的な効果音です。その点、「インベーダー」では奴らが移動する「ドゥッ ドゥッ ドゥッ ドゥゥ♪ ドゥッ ドゥッ ドゥッ ドゥゥ♪」と絶え間なく続くお馴染みの効果音。しかもインベーダーの数が少なくなってくると移送速度に併せて音まで「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ・・・・・・」と早くなるというのは、本当にオシッコちびりモノでしたよ(^-^; 更には「キュシュー♪キュシュー♪」と弾を発射する音や「ウィンウィンウィン♪」とやってくるボーナスUFO等、遙かに進歩したシステムは、僕にとって輝いて見えました。

 しかもどこから聞きつけてくるのかクラスに必ずゲームが得意な奴がいて有名な「名古屋打ち」の情報を自慢げに話したりしてましたね。(当時はゲーム雑誌なんてなかったので、どこから仕入れたネタなのか・・・・凄い情報通でしたね。)

 WSからWSCに変わったように、インベーダーも「カラー化」されるようになります・・・・とは行っても透明な・青」といったフィルターをかぶせただけの「疑似カラー」ですね。(^-^;
それでも僕たちは大きな感動を受けたものです。

 今の小学生ってどうなんでしょう?だってクリスマスプレゼントで「PS2」もらったりする子は必ずいると思うんです。(う・・うらやましいぞ!!)
 インベーダーが流行時に高校生や大学生くらいだった方は、きっともの凄い「カルチャーショック」を受けたと思うのですが、何も判らなかった小学生の僕は「ブロック崩しよりも楽しいぞ!!」レベルの価値観でしたからね(;^_^A アセアセ… きっとPS2のゲームが今後のゲームを比較する上での基礎となって行くんでしょうね。時代の流れを感じます・・・・・・。

 その後は「ギャラクシアン」「ムーンクレスタ」と、カラーはもとより、敵が突進してきたり、自機が合体出来たりと出てくるゲーム、出てくるゲームが本当に新しいシステムをひっさげて、「ゼビウス」でシューティングゲームの頂点を極めていきます。 今のゲームはオリジナルアイデアのアレンジや会わせ技やパワーアップさせた形がほとんどですから、そういった意味では非常に楽しくも貴重な時代を過ごすことが出来て良かったなぁ〜と思います。


WS版「インベーダー」画面です「只今名古屋打ち中」