3月分 オッサンはマジで考えた・・・
 最近、WSCに元気がないと感じるのは僕だけでは無いはず。前々から僕は提唱しているのですが、別にWSCに携帯ゲーム市場のトップになれ!とは言わない。でも、存在感だけはいつでもアピールし続けてもらいたい。 今までは「生産中止にならなければそれで良い。」と思っていましたが、それではあまりにも消極的な考えなので、最近はこう願っています。
「GBAとは別のベクトルで、携帯ゲーム機の可能性を証明し続けてもらいたい。」
そこでオッサンはWSCの置かれている状況をマジで考えた・
尚、これからの文章は全てオッサンが感じたままを表現したので、一切取材等も行っていない事を御了承くださいな。

■スクウェア任天堂ハードへ供給

 スクウェアが任天堂GBAとGCにソフトを供給することになったそうで・・・

 前からスクウェアさんは任天堂ハードソフト供給したがっていた話は聞いていたので、特に驚くこともなかったし、僕個人には全く関係の無い話です。

 只、この一連の動きで、唯一気になる事が「今後、WSCへのソフト供給が続くのか続かないのか?」という事。

 スクウェアさんも企業です。利益になる話なら積極的に動く。トータル的に利益どころか赤字ならば原因を突き止め改善したり、改善できない場合は・・・撤退(もしくは方針転換)するのは、必然。

WSCに投入したFF1の売り上げが40万本前後の成績。
確かにリメイク作品ではあるけれど、「FF」の持つネームバリューの力を持ってすれば、もう少し数字が上がってもおかしくないとメーカーサイドは思っているんじゃないかと・・・・・・・・・実際にプレーしてみても、素晴らしい仕事をしていると僕は感じている。

 現に同じリメイクのGB版「ドラクエ1・2」はネームバリューに相応しい売り上げ数を叩き出している。

「FF2/ロマサガ/半熟」と名作のリメイクに、「ワイルドカード/ブルー〜」とオリジナルも投入して、FF1の売り上げ数を抜くどころか、競り合ってもいないとなると・・・・・・・「WSCではやはり・・・・・・限界・・・」と判断するだろうな。

■両社にとってのメリット・デメリット
 バンダイがスクウェア(FFシリーズ)の「ブランド」に魅力を感じたように、スクウェアも任天堂ハード(GBA&GC)の「ブランド」に魅力を感じ続けていたのだろう。

 たまたま「WSC発売にあたり、今までのソフトラインナップでは爆発力に欠ける」と思っていたバンダイと「携帯ゲーム市場に参入したいが、任天堂から受け入れてもらえず、市場に遅れを取ってしまう」という現状のスクウェアが、タイミング良くお互いの求めている目標を「満たしてくれそうだ」という点から手を組んだバンダイ&スクウェア。

 2000年12月9日の「WSC FF同梱版」こそ、売り切れが目立ち、プレミアがつく程の幸先の良いスタートダッシュはきれたが、その後は周知の通り・・・・・・

 スクウェアからすると「携帯ゲーム市場や技術に関するノウハウ(データや経験)は一応手に入れる事が出来たが、売り上げが伸びない以上、もうこれから先のメリットは・・・・・。現に任天堂へのソフト開発等はWSCに深く関わっている河津氏が中心になるそうで、まさにWSCでの経験がフルに生かされるでしょう。

 バンダイからすると・・・・・・・・メリットはどこにあったのだろう??
販売方法等からすると、バンダイはスクウェアに対してだいぶ気を使っていたように感じる。それだけ気を使っただけの成果があったのだろうか?
 それはバンダイ側がどういう目標設定をしていたかによるので、オッサンには判らないけど、目標以上の売り上げがあったのだろうか?

■今後両社の関係
 WSCのハードが既に発売されている以上、ソフトのラインナップが当然WSCの売り上げや評価を左右する。
 オッサン個人、WSCは「携帯ゲーム機」としてはもう、十分すぎるスペックを持ったマシンだと思っている。しいて挙げるとすれば、定価・重量・体積そのままで、液晶関連と更なる低燃費性を改善できれば、それ以上進化する必要は無いと思うくらいだ。

 そもそも携帯ゲーム機は「いつでも、何処でも気軽にゲームが出来る」のが本質だから、緻密なグラフィックスや、キャラが話したり、膨大なデータの必要なゲームはPS2・XBOX・GCに任せればいい。GBAはややコンシューマ寄りの高性能マシ故に、携帯ゲーム機の本質から少しずれているような気がする。

 液晶だけは賛否両論取り沙汰されているけど、基本的にはWSCだっていわゆる「キラーソフト」さえ発表出来れば、低価格を売りにまだまだ伸びる可能性は秘めている。ハード・ソフト共に低価格を実現できているのはWSCである。

 もちろん、一言で済ませたが、その「キラーソフト」を開発する事は簡単ではない。でもスクウェアでは「キラーソフト」を提供することが出来なかったと言ってもいいでしょう・・・・・

 ただ、せっかく築けた関係なので、バンダイとスクウェアは「ソフト供給を一時凍結」するギリギリの関係を保つようになるのでは無いだろうか?オッサンは思う。

 何故「国交断絶」ということはしないと思っているのか?

 現にスクウェアは任天堂に対して苦い経験をしているからだ。スクウェアからすると、高見の見物となるのでは?
 いずれにせよ素人のオッサンからみても「バンダイ<スクウェア」のパワーバランスは明らか。只、現場でどのような交渉のやり取りが行われているかによるでしょうね・・・・バンダイにだって意地やプライドがあったりするでしょうから・・・・・

 楽観的なのは充分認識したうえで言わせてもらうと、バンダイが自力・もしくは他社ソフトメーカーからキラーソフトを発売→売り上げが伸び、シェア拡大→再びスクウェアもソフト供給。その時は「バンダイ=スクウェア」・・・・・という図式が出来上がれば理想ですな。

 とにかく、WSCのシェアがあまりにも小さすぎるので、ソフトメーカーからすれば二の足踏むのも無理は無い。 ゲーム業界も決して安定はしていないし、利益を出さなければ冒険出来るほどの余裕は・・・・・・・現にスクウェアですら赤字なのだから・・・・・・・スクウェアはよくWSCに参入してくれたと思います。今回の参入はタイミングが早すぎたのかも・・・・・バンダイもスクウェアも「何が悪かったのか?」原因をよく考える必要がありますね。お互い、今後の発展の為にも。
 オッサンは個人的にスクウェアサイドで醒めていた部分があったのでは・・・・・・そんな気がします。

 事の真相は全く判らないけど、WSCはスクウェアの踏み台にされた印象を受けたなぁ〜。

■窮白鳥、猫を噛む?
 ただ、基本的に混迷する現在で、偏った営業は危険です。頼りにしていたお得意様が手を引くと、何も残らないなんて・・・・・逆を言うとスクウェアソフトだけヒットを飛ばすと他のメーカーに対して歪みが出るだろうし、バンダイの発言力も弱まり、健全な運営が出来ないでしまいそうだ。某外○省が良い例でしょ(笑)

 人間の胆力は追いつめられた時こそ本来の力を発揮できるとオッサンは信じています。つまり「ピンチこそチャンス也」。ただ、スクウェアで売り上げの牽引がなされていないのだから、スクウェアソフトが供給されなくなったとしてもピンチで有ることは、もともと変わり無い・・・・・・あくまで、スクウェアソフトで問題の先送りをしただけで、バンダイはハードメーカーとしても、ソフトメーカーとしても最低限の自立をするという問題をいよいよ腰を据えて取り組む時期が来たという事では無いでしょうか?

 こんな今こそ、「地道に当たり前の事は当たり前にこなす」誠実さと確実さでユーザーとソフトメーカー、販売店等関係者から信用を獲得し、それとは別に「人々を驚かす」斬新な発想で独創性を創り出すことができれば、WSCは息の長いハードとなる事は出来ると信じています。やはりバンダイ社員の愛情と情熱次第でしょう。

 そこで、ハッキリと言わせてもらえば
 「潟oンダイ・WSC担当チームの方々、一度発表した情報は最後まで妥協せずに形にして下さい!!中止や延期するなら、理由を説明してくれ!!!!いつの間にか話題に上らない・・・・・そんなフェードアウトなやり方が一番ユーザーをがっかり&不安にさせている事を心底認識してください!それと、コンスタントに情報自体を提供して下さい。そうすることで、ユーザーは期待して安心するのです。
 外部メモリを採用したUSB構想、PS2との連携、GPS機能、MP3演奏、PLATOON.COM等々、WSCには”夢と可能性”が水面下に隠されています。
 WSCは決して間違ってはいないと確信しています。大変な時期ですが応援しています。」
と叱咤激励を飛ばしながら、オッサンはWSC&WSで遊ぶのであった。

 2002年3月12日現在、ワンダーウィッチのプレイ専用ソフト「WonderWitchプレーヤー」が発売されるという情報をキャッチ!
 この可能性は・・・・・・かなり期待できます。
まだまだ白鳥の羽は折れていないぞ!