8月分 WSCの電源がオフ出来ない方へ 
  WSCをある程度遊んでいると「電源がオフ出来ない」現象がたまに報告されます。その症状にはいくつかの共通点が見受けられます。
  1. 電源をオンするときは問題ない。
  2. 深く(強く)押してもオフ出来ない
  3. 一瞬だけ「チョンっ」という押し方をすればオフ出来る事がある
 気が付けば最近、僕のWSCも全くその症状・・・・・・・原因も分からないし、原因が判らなければ当然対策も無い訳で、中には泣く泣く「新しいWSC」を購入されている方もいると聞きました。(そのまま使うにも、電源ボタンは死亡しているので、電池を引き抜くという荒技でゲームを終了している方もいるそうです・・・・・)

 「SC買ったから、もうWSCとは関係ないモンね」と言っているそこのあなた!!

 SCだって、電源システムは同じはず。今はいいけどそのうち同じ現象に遭遇しないとは言い切れませんよ!!!

 そこで今回はSCも買った事だし、他にもWSCを私は所有しているので「一丁、分解してみるか。」と言うわけで、機械ド素人人間の無謀なチャレンジレポートなのである。
※※※※※注  意※※※※※
 ※今回のレポートで筆者はWSCの分解を行っておりますが、分解をした段階でメーカーの修理保証等が一切受けられなくなりますので御注意下さい。
 ※尚、それも承知で分解を行い、その事によって機械に不具合が生じたとしても当サイトでは一切の責任を負いかねますので御了承下さい。
 ※更に、以下のレポートと同様の作業を行っても100%改善されるとは限りませんので併せて御了承下さい。
 ※筆者はこの方法を推奨はいたしません。各人の判断で御判断下さい。
 ※最後にいかなる御質問にもお答えいたしませんので御了承願います。
■前フリ
 今回のレポートには、元ネタがあります。ぼくぼさんの運営する「驚愕白鳥」の「こらむん」コーナーにて、「カートリッジ復活大作戦」がそれに当たります。今回はそこでの方法(理論)を応用したものであることを、まずここに書き記しておきます。(パクリっちゃぁパクリですね)

■まずは道具
  1. 1.8〜2.0mmの精密−(マイナス)ドライバー(※1)
  2. 鉛筆(HBでOK)シャーペンでもOK
  3. ティッシュペーパー1枚
こんだけです。 (※1→本来ならば、スワンのネジ山は*の彫り込みで、専用ドライバーは500〜1000円で販売されていますが、ここでは100円ショップで売っている精密ドライバーセットの−ドライバーで代用致します。)

道具はこれだけ。シンプル。
■ネジを外そう
 分解と言ってもそんなにかしこまることはありません。機械的な知識が無くてもネジを止めたり外したりは小学生にも出来ます。WSC裏側に6箇所ネジがありますので外してみましょう。(くれぐれも外したネジは無くさないように)

ネジは全部で6箇所
■本体カバーを外す(開ける)
 ネジを外し終えたら、本体カバーをパカッと開けてみましょう。ちょっとポイントですが一部電池の接続付近のところが鍵状のようにフックが掛かっていますので、ゆっくり慎重に力をかけましょう。(特に複雑だったり、もの凄い強力なロックというわけではないですので慎重に対応する気持ちがあれば充分です)

赤丸がカギ状になっています。
■基盤を反転させ基盤の電源部分を見つける
 カバーを開けますと、WSCの基盤が見えると思います。そのままパタンとひっくり返して戴くのですが、基盤の表部分と液晶を繋ぐケーブルがありますので、気を付けて下さい。そして、基盤上の部品は全て精密機械となりますので出来れば端の部分を持って触れないように、そしてホコリなどにも気を付けて下さい。

 基盤を反転させ表面に向けたら、電源部分を確認しましょう。(画像参照)

赤丸にあたる部分が電源の場所。すぐわかります。

ちなみに、液晶と基盤をつなぐ配線。傷つけないように注意!
■鉛筆でぬりぬり
 電源部分を見つけたら、一気に鉛筆でその部分を塗って(書き込んで)しまいましょう!結構「えっ?大丈夫なの?」とは思いましたが、どうせ壊れかけているWSC。僕は騙されたつもりでやってみました。

ここを鉛筆で塗るべし!塗るべし!塗るべし!

チトボヤけていますが塗った後の拡大図。
■ティッシュでふきふき
 その後すぐに鉛筆で黒くなった電源部分をティッシュで拭き取りましょう。

※出来たらでいいんですが、ついでに「A/B/X/Y/スタート/電源」ボタンも外してみてクリーニングしてみましょう。結構手垢や油汚れがこびりついていますよ(^^;)

ティッシュで拭きましょう。ゴシゴシ


出来たらで良いですからボタンも綺麗に♪
■元に戻す
 以上で作業は完了。分解したのと逆の手順で元に戻します。
但し、ボタン類がキチンと配置されているか気を付けたいのと、スピーカー部分に被さっているラバーが挟み込まれないように気を付ける必要があります。(ちなみに僕は電池ホルダーを外したまま組み立ててしまいました・・・・又分解していれましたが、面倒です)

 出来れば、動作確認の結果でもう一度同じ作業を行うかもしれませんのでネジはまだ止めずにおきます。

戻すとき、このラバーが変なふうに噛み込まないように注意。
■動作確認
仮組が終わったらソフトと電池を差し込み、うまくいったかどうか確認します。
もし、うまくいかない様子ならば、2〜3回程「鉛筆→ティッシュ」を繰り返してみるのもいいでしょう。

 ちなみに僕のWSCは、「今までよりは充分ましな状態にはなったけど、100%確実にいつでも電源を切ることは出来ない」レベルに”改善”されました。7割くらいの確率ですね。(10回テストして、7回は一発でオフ出来て、のこり3回は何回か押さないとうまくオフできないレベルです)
 
 結局、原因が分からずに方法だけ先走りしている事になるので、その他の因果関係によっては「何も変わらない/余計悪くなった」というケースも大いに考えられます。
 そんなことも踏まえたうえで、あくまで「直す為の一つの方法」として参考になさってみて下さい。本来ならばお金を払ってでも「メーカーサポート」を受けるのが王道でしょう。しかし、筆者本人は確認をとっていないのでいくらくらい費用がかかるのか、そもそもこの状態の修理を受け付けてもらえるのかも不明です。