9月分 スワンのソフトって少ないか? 
 ワンダースワンシリーズ(WS・WSC・SC)は平成14年8月現在で170本近くのソフト(タイトル)が発売されています。
 1999年にWSが発売されてから3年強経って170本。

 一般的にこの発売ペース(本数)が「少ない」と言われています。

そこで今回は「ソフトの数(発売ペース)」について一言もの申す!(by江頭2:50)

■相対的な数字
 恐らく「スワンソフトは本数が少ない」と仰っている方は、その後に「GBシリーズはメチャメチャあるのに・・・・・・」というセリフが続くのがほとんどではないでしょうか?
 確かにGB/PS/FCシリーズ等と比較をすれば、完全に少ないです。

 ですが、僕は140本スワンソフトを所有していますが、この3年間で全てを遊びつくしてはいません。「一応クリアした。充分遊んだだろう」というソフトはわずか10本前後。

 その10本だって、「何度も遊びたいけど、他のゲーム(他機種含む)もするので2度目のプレーはしない(出来ない)」状況なのです。

 もちろん、僕のプレー環境は平均1日1時間〜2時間程度のプレー時間ですので、「ゲームの平均プレー時間が1日6時間以上」というようなヘビーゲーマーの方だと話は変わってきます。
 それと「ゲームに対する姿勢」でも話は変わってきます。(「買ったからにはトコトン遊び尽くしたい」とか「とりあえずクリアできればそれでOK」等でプレー時間も変化します。)

 確かに、時間のあるヘビーゲーマーの方から見れば少ないと思います。
 しかし、僕と同じ位のプレー時間の人間からすれば、170本という本数自体は決して「少ない」事は無いと思うのですが・・・・・・

■そんなにゲームに対してお金と時間を使います?
 ファミコン・PS・GB等のゲーム機全般を対象にして、皆さんゲームを毎月何本購入して、何時間プレーしていますか?

 僕はまず仕事があります。家に帰り、見たいテレビを見るときも有ります。ビデオ借りて映画を見たりもします。パソコンでネットサーフィンしたり、サイト更新したりするときも有ります。
 休日もボーっとしている時もありますが、友人と出かけたり、ゲームソフト等の買い物に行ったり、旅行に行ったり、スノボもしたりします。
 そう考えると、ゲームを楽しめる時間が実はあまりありません。

 次にお金。皆さんは友人と遊ぶ交際費、ゲーム以外にCDや漫画、洋服を買ったりしていませんか?
 そう考えると、ゲームにそれ程お金を掛けるには限りがあります。

 仮に自由になるお金がある人が、バカスカ欲しいゲームを買ったとしても自分の体は1つ・・・・一度に3〜4つもゲームを同時に遊ぶわけにもいかないし・・・・・・

 お金と時間に余裕があって、ゲームを遊びまくれる人間だけが、スワンソフトをほとんど遊びつくして「スワンのゲームは少ないよね。」と初めて言えるのではないでしょうか?

■ゲームに対してのユーザーの心構え
 ファミコン〜XBOXまで、様々なハードから様々なソフトが流通している現代、自分にとって「これは本当に面白い!何度遊んでも飽きない」ソフトに巡り会うことが重要なのではないでしょうか?
 「サンサラ+FF1研究所」や「バンゲリング帝国復興計画」のように年代やハードに関係なくたった1本の「本命ソフト」さえ巡り会えれば、ソフト数についてアレコレ論じるのは非常に無意味な事となります。
 「つまらない」と思ったソフトも視点を変えてみれば全く別の魅力が見えてくるかもしれません。

 それと、時代背景を反映させたゲームソフトもありますが、コンピュータゲームには普遍性があります。「新ファミコン小市民」のようにファミコンを今でも楽しく遊んでいる人達もいます。
 最新機種の最新ゲームもいいですが、どのハードに限らず、過去に買ったゲームをもう一度遊んでみるのも楽しいと思いますよ。
 天文学的な数のゲームソフトがある中、ゲームソフトが使い捨てのような感覚にもなりがちな現代、1本のソフトをとことん遊びつくしてみるのも一つの接し方だと思うんですけど。
 とことんとまでは言いませんが、1本のソフトに愛情をもって「キチンと遊んでみる」姿勢で臨めば、170本は少なくないかと・・・・・・・もちろんあなたとソフトの「相性」が大きく関係してきますが・・・・

■実はスワンソフトはあと200本以上ある
WW(ワンダーウィッチ)で開発されたソフトが200本以上あります。
クオリティの問題はありますが、商業ベースでは実現できない発想豊かなオリジナリティ溢れるゲームが遊べますよ(詳細はコチラ


■本数の少ないことのメリット
 一つの物事があれば、必ず「良い点・悪い点」両方の視点から分析が出来ます。上記の説明でも「やはり数は少ない」と思われる方がいらっしゃれば、「数が少ないことで良いことが有る」という所でアピールしましょう。

1.話題が共有できる
 スローペースの発売だからこそ、ユーザー同士で話題が共有できます。例えば、PSで「ドラクエ/FF/スパロボ/鬼武者/みんゴル」の新作が同日発売となると、話題だってバラバラになることでしょう。
2.ゆっくり遊び込むことが出来る
 (1)と同じになりますが、やはり「ドラクエ新作」が出て一応プレーが終了した頃に「FF新作」が出た方がユーザーとしては一つ一つに集中出来るでしょう。
スワンではゆったりとした発売ペースだからこそ、1本1本に集中して遊ぶ事が出来ます。
3.本数が少ないから選びやすい
 例えばPSソフトでRPGというと、一体どのメーカーからどのタイトルが何本出ているのでしょうか?
 スワンでは数が少ないから”こそ”欲しい1本が見つけやすい!
4.お金があまり掛からずに済む
 ま、これは論点がずれているかもしませんが、仮に「全てのソフトをコレクションする」人がいた場合、GBシリーズやPSシリーズと比べれば・・・・楽勝でコンプリート出来ます。


 まぁつらつらと書き上げましたが、「ソフトのタイトル数が少ない」というのはスワンというハードの持つ「個性」であって、決して「欠点」ではないと言うことを最後に力説させて戴きます。