プロローグ携帯性弱点カラーバリエーションCPU電池寿命価格サイズ周辺機器ソフト独自の発想総括

■プロローグ
WSは潟oンダイと潟Rトという会社が共同で開発をした携帯ゲーム機です。
商品開発にあたり、一人の開発者の夢が無ければこのゲーム機は誕生することは無かったかもしれません。 その開発者の名は 故 横井 軍平氏
知っている方には私ごときがウンチクを述べるのもおこがましい程の人物なのですが、初めてこの名前を聞かれる方に簡単な説明を。
 横井 軍平氏はゲーム業界では超有名人といいますか、神様的な存在の人で、GAME&WATHCや、GAMEBOYの生みの親で、日本ゲーム業界の基礎を築き上げたと言っても過言ではない方なのです。
 おしむらくも、死去されていらっしゃるのですが、横井氏の夢があってこそ、こうして商品化され販売されているWSには、若い女性が見ても「持ってみたい・触ってみたい」という感覚に訴えかけるコンセプトがあるそうなんです。

 因みに、ワンダースワンのネーミングには「白鳥のように水面では優雅に見えて、実は水面下ではバタバタしているイメージ」ということで、当時開発中の潟Rトで会社内で起きている状況と、それとは別にWS本体も、”何となく普通にゲームが出来ているけど、実は小さなボディーの中ではCPUとかがフル回転している状況”も白鳥のイメージに合うからというのを聞いたことが有ります。

 ま、基本的にはたかだかゲーム機なのですが、なんとなく知らなかった人にチョットだけでも「ふーん、そうなんだ」と思って戴ければ・・・・・・

■携帯性

 WSは「携帯ゲーム機」です。これはGBやNGPでも同じ事が言えますが、「とにかく手軽にいつでも、どこでもゲームを楽しむことが出来る」ということです。最近のコンシューマーゲーム機(PSやDC等)はゲームによって専用コントローラー(以下専コン)が存在します。確かに専コンを使用することにより、臨場感のあるよりスマートな操作感覚が得られますが、「場所を取る、配線が複雑になる、専コンを使用しないと楽しさが半減してしまう、専コンだけでも結構な値段がする」というマイナス要素もかなりあると思うんです。

 その点、「携帯ゲーム」は周辺機器が存在しますが、「携帯性」を重視しているため数も少ないですし、ほとんどのゲームで周辺機器を使用しなくとも楽しくプレーできます。
 そしてロムカセットなので、読み込みの時間が皆無なので非常にテンポ良くゲームがプレーできます。一度携帯ゲームを体験してしまうと、プレステやドリキャス等の読み込みが相当ストレスに感じると思いますよ。

 それと「テレビの前で」という空間的な束縛からも解放されますので通勤、通学の電車やバスの中、学校や会社の休み時間、布団の中で寝転がりながら、はたまたトイレの最中に・・・(失敬)
と言った具合に、ゲームによってはたった3分空き時間が有るだけでも充分に楽しむ事が出来ます。

■弱点
2番目にいきなりですがありのままのWSを知っていただく為に、あえて弱点を挙げていきます。
  • ヘッドホン端子が直接付いていないので専用アダプタを買わねばならない。
  • 音量調節がボタン式で「大・小・消」の3段階しかない。
  • ワンダーゲートがドコモしか対応していないのでその点で伸び悩みがある。子供なども参加しにくい。人によっては通信料も1万円以上のケースも!?
  • 電池ボックスの接触がよくない機体もある。
  • 十字ボタンがアクション性の高いゲーム向きではない。
  • 極一部のソフトでデータが消える現象も・・・・・・
  • 宣伝や専門雑誌が少ないので知らない人も多いか?
  • ソフト数もGB関連よりも断然少ない。
  • 「WSといえばコレ!!」という代表ソフトが少ない・・・(GBならばポケモン。NGならばKOFですね)

・・・・と、いきなりこれだけ挙げれば、「何だよぉ〜」と思われるかも知れませんが、これから先の紹介文を是非御一読下さい。
 WS及びWSCは「完璧なマシン」ではありませんがあらゆる面において「トータルバランスが優れているマシン」なのです。これからその事を力説したいと思います!!

■カラーバリエーション
WSは実はかなりカラーバージョンが有り、判るだけでで19色のバージョンが存在します。(その他の色があったらお知らせ下さい。)意外なことに、赤が無いんですよね。

 ※尚、画像に関しましては、僕が自作で書き上げ、着色したため、実物と発色が違ったり、スケルトンの表現が出来ないことを、御了承下さい。

 ※更に、ゴールドとパープルは実物はおろか、画像すら見たことが無いので、想像で着色しています。画像情報の提供を戴ければ幸いです。
標準カラー7種類(ホワイトと、メタリック系が入手しづらいです。)

パールホワイト

シルバーメタリック

ブルーメタリック

スケルトンブルー

スケルトンピンク

スケルトングリーン

スケルトンブラック
サマーバージョンカラー3種類(レア度は高めです。2000年の夏期間限定で発売。)

ソーダブルー

フローズンミント

メロンシャーベット
ソフト同根版限定カラー6種類(現在生産はされていませんが、店頭で見ること有り)

MSVS連邦軍

MSVSジオン軍

デジモンオレンジ

デジモンブルー

チョコボイエロー

たれぱんだホワイト
超限定カラー3種類(コレは超レアです!!!オークション等で見つけたら即GET!?)

迷彩
コロコロコミックプレゼント

ゴールド
イベントプレゼント

パープル
ジャスコ限定販売

■CPU
WS及びWSCで使用されているCPUは16bitだそうです。「16bitだとどうなのですか?」という疑問が当然あると思うのですが、僕はあまりよく分かっていません(^^;)

 判りやすい非常にアバウトな比較で言えば「初代ファミコン」のCPUが8bitで、「スーパーファミコン」のCPUが16bitだそうです。つまり「スーファミ」クラスのゲームなら再現可能といったところでしょうか・・・・・・・??

ちなみにゲームボーイカラー(GBC)は8bit、ネオジオカラー(NGC)はWSと同じ16bit。そして最新の携帯ゲーム、ゲームボーイアドバンス(GBA)はなな何と、32bitだそうです。これは素直に負けました(^-^; 32bitといえば・・・・プレステが確かそのはず。そのうち「携帯ゲーム機でポリゴン」も夢ではないかもしれませんね。

■電池寿命

WS(WSC)の最大の特徴の一つは電池寿命の長さです。そもそも、単3電池1本で稼働する携帯ゲーム機はWS以外有りません。下にグラフを記載してみました。

意外と驚いたのが、NGCが大健闘です。電池2本使用で40時間(グラフは電池1本分です)は凄いですね。

 それと、GBAは電池2本で15時間とのことです。ハイパワー故の結果ですね。電池寿命ではWS&WSC圧勝!


 いずれにしろWSが頭一つ出ていますね。電池残量も液晶表示させることで少しでも電池寿命を長くさせる為の工夫が一杯です。さらに、オフィシャルガイドブックでは、「GUNPEY」等はハード自体にそれほど負担を掛けないソフトなので、使用状況によっては40時間稼働することも理論上あるそうです。WSCが発売されても、モノクロ対応ゲームをするならば、WSCではなくWSでプレーする方が長時間楽しめるというメリットがあります。WSCが出てもWSはまだまだ現役か!!

WS(ワンダースワン)/WSC(ワンダースワンカラー)/GBC(ゲームボーイカラー)/GBA(ゲームボーイアドバンス)/NGC(ネオジオカラー)

価格

単純に一覧表にしてみました。(税別です)GBAは頭一つ高いのですが、最新鋭のテクノロジーを体感出来ますからね。

WS(モノクロスワン) オープン価格(現在中古で380円にて販売されて・・・安)
WSC(スワンカラー) ¥4800
GBC(ゲームボーイカラー) ¥6800
GBA(GBアドバンス) ¥8800
NGC(ネオジオカラー) ¥6800
WSCとGBC・NGCが同じ値段設定です。性能的にはWSCの方が上なのですが、ソフト数ではGBCが上ですね。NGCは良くできたハードだと思うんですけれどねぇ〜(^o^;

サイズ
まずは表にしてみました。重量については「電池を除いた重さ」です。
サイズ(mm) 重量(g)
WS 74.3×121×24.3(単三電池使用時)
74.3×121×17.5(充電池使用時)
93
WSC 74.3×128×24.3(単三電池使用時)
74.3×128×17.5(充電池使用時)
95
GBC 78×133.5×27.4 138
GBA 82×144.5×24.5 140
NGC 74×126×30.5 125
こうしてみるとお判りの通り、WS・WSCはかなりコンパクトです。両機種とも100g以下!!特に思うのが「薄い」んです。但し、単三電池より薄いので、専用充電池ならば背面がスッキリとフラットになるのですが、単三使用時は「出っ張り」が出るので、人によっては違和感があるかもしれません。
WS真横
真横から撮影
そして、ゲームソフトによっては「片手操作だけで遊べる」ソフトも有りますので、軽さが非常に際だってきます。基本的に常に携帯してプレーするのですから、重いよりも・軽い方がいいと思います。適度に混雑している電車やバスの中、雨の日に傘を差しながらもできます!!!まさに手のひらサイズ!!ジーンズのポケットにもサクッと入ります!!!

周辺機器
サミー鰍中心に以下の通り出ています。尚、WSC・SCでも互換性があるので使用できます。将来的にはUSBケーブルでのPS2との接続や、コンパクトフラッシュ等の記憶媒体を差し込んだ新たな展開も計画されています。当然値段はメーカー販売希望価格ですので、量販店やディスカウントショップ等では実売価格が違うと思います。
通信ケーブル
¥1450
旧ヘッドフォンアダプタ 
¥2700
新ヘッドフォンアダプタ
¥1850
通信ケーブル ヘッドフォンアダプタ
ケーブルを使用し、対戦やデータ交換をします ヘッドフォン使用時に必要。サウンド系ゲーム向 音質等は変わりなく、形質上プレーしやすくなった
充電池セット
¥3700
ワンダーゲート
オープン価格
ワンダーウェーブ
¥1500
充電池セット ワンダーゲート ワンダーウェーブ
60分の充電で12時間稼働充電池のみ¥1950 通信キット。メールや特別データのダウンロード等が可能。ドコモの携帯必要 プレステとデータ交換するための機器。ポケステが必要PS2でも使用可能
ワンダーボーグ
¥12000
ワンダーウィッチ
¥16000
クリーニングキット
¥980
ワンダーボーグ ワンダーウィッチ クリーニングキット
昆虫型ロボット。WSでプログラムを指示し動かす WSオリジナルゲームを作るキット。知識とPCが必要 カートリッジ端子や拡張端をクリーニングします
ワンダーコイン
¥380
ワンダーソナー
¥9800
ボタンに両面テープで張り付けることで操作性をUP 魚群探知機。性能の正確性は不明
ワームライト
¥1000
電源アダプタ
¥1500
液晶保護フィルム
¥500
非オフィシャル。暗い場所でも遊べます 非オフィシャル。コンセントに繋げてプレーできます 非オフィシャル。液晶保護とWSCでは反射防止

ソフト
WSのソフトはモノクロだけで、100本以上出ています。ジャンルはスポーツ・シュミレーション・RPG・カード・パズル・アクション等々いろいろです。但し、レースとシューティングは各1本づつしか出ていません。それと、ハードのボタンの形質上、格闘ゲーム向きではないためか、格闘ゲームも本数少な目です。

 ソフトの値段は2800円〜5300円の間(一部除外)で、中でも3800円の価格帯が一番多いです。WSCも続々と販売されます。
WSソフト

WSソフトをWSCでプレーすることも可能です。(疑似カラーではなく白黒表示)更には「モノクロ/カラー対応ソフト」ならば、WSCがなくても、WSでプレーすることが出来ます。
 GBAでは、従来のGBソフトを遊ぶことが出来るのですが、GBA専用ソフトとカセットの形質が全く違うので、ゲーム機本体からはみ出した状態でプレーすることとなります。これは見た目格好悪いうえに、ソフトが壊れそうです。

 それと、WSを代表するようないわゆる「看板ソフト」が弱いと思います。WSでは「デジモンシリーズ」と「GUNPEY」と「ガンダム系」がそうでしょうか。最近では特に「デジモン・ガンダム」のイメージがあるのですが、男子向きのため、ライトユーザーにはまだまだアピール出来ていませんね。
 GBシリーズなら真っ先に「ポケモン」がきますし、任天堂というイメージならば「マリオ」「ドンキー」「カービー」等が挙がります。NGCも数が少ないとはいえ「KOF」という確固たる看板ソフトが存在します。
WSもバンダイの豊富な「キャラ」(ガンダム・ウルトラマン・ヤマト等々)を生かし、幅広い層からも支持を受けるような「看板ソフト」が欲しいですね。

 いずれにしろ、「ソフト数ならGB」という状況ですので、今後はサードパーティー(ソフト開発会社)との提携を強化して、魅力あるソフトの販売がWS・WSC発展の鍵となります。

独自の発想
WSの独自の発想は、他社ゲームの追随を許しません。

先ずはボタンの形状と数の多さです。このボタン数のお陰でゲームシステムもアイデアが幅広くなっています。只、十字キーのボタンは、「格闘アクションのコマンド入力」等には不向きです。NGCのグリグリスティック形式の方が明らかにいいかも。 GBAには「LRボタン」が付きますね。

WS縦横

※でもしかし!!WSのボタン数は伊達では有りません。このボタン配置のお陰で、「縦画面(縦持ち)・横画面(横持ち)」とゲームポジションを替えることが出来るのです。
現行販売の携帯ゲーム機でこんな荒技、WSだけです。
WS斜め



※しかもWSCソフト「ケロリカン」では、ななな、何と「斜め画面(斜め持ち)」なる斬新極まりないシステムまで飛び出します。
WS&GBC

※只、これも完璧ではなく、「縦持ち」にするとボタンポジションが低すぎて持ちにくいという声もあります。確かにGBCと比較すると一目瞭然。(GBCのボタンの高さなら、手のひらにジャストフィットし易いです。)
ちなみに、GBCなどでは「カメラやプリンター」、NGCでは「無線ユニット」等の素晴らしい独自的なアイデアを採用しています。

総括
総合グラフ

最後に、今まで述べて来たことを簡単なグラフにしてみました。赤の部分が「最も良い」灰色の部分が「最も悪い」と意味しています。
 ただし、体積や重量の項目は人それぞれ好みが有ると思います。(大きくて重い方がいいetc・・・)何分、このHPがWS支援なので、そのあたり、優劣の判断基準については御容赦下さい。(^-^;
 それと、ソフト数では圧倒的にGBシリーズが豊富です。ただ、こうしてみてみるといかにWS&WSCが「トータルバランスに優れているマシン」か、おわかり戴けたでしょうか?

 色々述べてきましたが、僕は、GBAもNGも全く否定しません。むしろ各社がお互いに切磋琢磨して思いもつかないアイデアのソフトや周辺機器等が発売され、我々ゲームユーザーにとってプラスな方向へ向かってくれることが一番ベストだと思っています。


ワンダースワンカラー